債務整理弁護士による任意整理、自己破産、個人再生、過払い金、会社整理

「お金を使いすぎないように」とか、「お金は節約しましょう」とかいいますが、そのためにどうしたらよいでしょう。

支出には、変動費と固定費があります。

• 食費
• 交際費
• 交通費
• 被服費
• レジャー費
• 雑費など

• 住宅ローンや家賃
• 携帯電話やインターネットなどの通信費
• 駐車場代
• 水道光熱費
• 保険料
• 新聞代
• 習い事代
• 学校給食費など

変動費を節約するのは一時的に可能かもしれませんが、ストレスもたまり、長続きは見込まれません。

率先して手を着けるべきは、住宅関連費用や保険料といった固定費の削減でしょう。
これらは一度見直しを行うだけで、その後は長期間効果が続き、合計で数百万円、数千万円といった単位で支出の削減ができるのではないでしょうか。

四大固定費といわれている「住宅関連費」「自動車関連費」「保険料」「通信費」を見直してみましょう。

住宅ローンを返済しているのなら、金利のより低いローンに借換えをするとか、何らかの方法を考えたいものです。
しかし、住宅ローンの借換えには60万～100万円程度の諸費用がかかります。
ローン残債や残りの借入期間、金利差などの項目を検討して、借換えのメリットがどの程度あるか試算してみましょう。
賃貸の人は、引越し費用がかかりること前提ではありますが、家賃の安いところへ引越しを考えてみましょう。

自動車を所有すると、ガソリン代、駐車場代、自動車税、車検代とお金がかかります。
マイカーは必要と思っていても、それを持たない生活が節約の大きな第一歩になるのではないでしょうか。 レンタカーやタクシーを利用した場合の試算をして、マイカーがどうしても必要かどうか、考えてみましょう。

「もしも」に備えるのが保険の役割ですが、保険料のために現在の生活を圧迫しては本末転倒です。
必要な保険はライフステージの変化によって変わります。
年齢や家族の成長にあわせ、加入保険の契約内容を確認して、その保険が必要なのかどうか考えてみましょう。

身近なところで大きく固定費を削減したいのであれば、真っ先に手を付けたほうがいいのが携帯料金です。
格安ＳＩＭに変更するのも選択のひとつです。また、家族全員で割引になるものもあります。
利用事情に合わせて考えてみましょう。

• 電気代やガス代の節約プラン
• お風呂の残り湯で洗濯をする
• エアコンの設定温度を抑える
• ネットでの買い物を減らす
• ネットゲームの課金を減らす
• キャッシュカードの引出し手数料をかからないようにする

などは試す価値はあると思います。
喫煙される方は、健康のために、いっそ、禁煙されれば、支出額が月に1万円以上も節約になり、お勧めします。