債務整理弁護士による任意整理、自己破産、個人再生、過払い金、会社整理

借入れの初めは少額からでも、支出の見直しができないと借入金が膨らみ、返済のための借入れへとなっていきます。

しるぽると より
資料：金融広報中央委員会「家計の金融行動に関する世論調査」「二人以上世帯調査」（2016年／平成28年）

資料：金融庁ほか「多重債務者対策を巡る現状及び施策の動向」平成29年6月12日
多重債務者相談者が借金をしたきっかけ（2013年（平成25年）下半期及び2014年（平成26年）上半期調査／複数回答）

収入の低下が借入れのきっかけになるのが現実なのでしょうか。
このように、借入れをされている方がかなりの割合いらっしゃるということは今更ながら驚きです。
確かに、財布に現金がない時でも、銀行口座に残高がない時でも、クレジットカードを使うと買い物が出来ます。
とても便利な手段ですが、「返済する」ことを忘れてしまいます。
また、クレジットカード以外にもお金を借りる方法が、消費者金融と呼ばれる金融業者などからの借入れです。
ATMのような機械を使って簡単な審査でお金を借りられます。
簡単に借りられるので、借金を返済するためにさらに借金をする人が増えています。
このような状況にある人を「多重債務者」と呼びます。
多重債務者になってしまうと、返済のことで頭がいっぱいになったり、返済が遅れたことで電話がかかってきたり、精神的にも追い詰められたりします。 最終的に多重債務の解決方法として、自己破産などの債務整理の方法をしていくことになります。

資料：2014年破産事件及び個人再生事件記録調査（日弁連消費者問題対策委員会）2014年調査結果

資料：2014年破産事件及び個人再生事件記録調査（日弁連消費者問題対策委員会）2014年調査結果

このように、データやグラフからわかるように、自己破産するのは性別には大差はなく、年齢にいついても40歳代が多いですが、70歳代以上も全体の8％以上もいることには驚きです。

• ・自分だけではなく家族の病気をきっかけに、収支のバランスが崩れ、借入が増える
• ・環境などの影響で精神状態が不安定になり、買い物依存症になる
• ・返済のためのお金を増やそうとして、パチンコ・競馬・ＦＸ取引などにのめり込む
• ・携帯電話の転売やクレジットカードで買い物をした商品を現金化するなどの悪徳商法にひっかかる

多重債務者のお話を聞いていると、解決しようとした末に悪循環になり、より悪い方向へ向かってしまっています。
少しでも早く悪い状況に気がつき、誰かに相談されることを希望します。